さじ加減

とある作品で「一緒にいた時間が長過ぎて異性としてみてもらえない、今ある関係が崩れるのが怖くて一歩を踏み出せない幼なじみ」ヒロインの視点で語られるシーンがあったんだけど、主人公への想いをわかりやすく語りすぎてなんだか萎えてしまった。……うまく言葉にできないけど。

こういうタイプのヒロインは、秘めた想いがほころびた言葉の縫い目からこぼれ落ちる方が趣がある。