風立ちぬ

を見てきた。だいぶ前だけど。

冒頭の二郎が目覚めて眼鏡をかけるまでの焦点を丁寧に描写していたり、本庄とのタバコのやり取り積み重ねて関係性の変化を描いていたりと面白かった。けれどいちばん心に残ったのは「創造的人生の持ち時間は10年」という二郎が夢の中でカプローニから言われた言葉だった。

見終わった後は「生きてさえいれば創造できる」と思っていたけれども何かが引っかかる。そんなこんなで考えている最中に思い浮かんできたのが「勉強」
生きている限り学び続けなければいけないけれど、沢山の情報を飲み込める肉体や精神、それだけに打ち込むことのできる環境が揃っているのは二十歳になるくらいまで。持ち時間が示すものの1つはピークなんだろうな。

過ぎ去ってピークだったと公開しないように、生きねば。