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映画

サカサマのパテマ 感想

ナんのひねりもない直球なタイトルである。

公開初日、「予告なし本編すぐスタート」というフレーズに惹かれて見てきた。
予告編は作品知るキッカケになるから悪くはないけれど、集中力が途切れて膀胱に意識がいってしまうんだよなあ。

映画『サカサマのパテマ』オフィシャルサイト – http://patema.jp/

リュックなどちょっとした重さの違いでパテマとエイジ二人の均衡が崩れ、どちらかに「落ちる」という繊細さの上で支え合うのがよかった。ただ、もう少し重力の向きが異なる二つの世界の謎を解き明かして欲しかった。邂逅して世界広がったのにどこか狭さを感じる。分からないことも怖いんじゃないかな。

イザムラの手から逃れたあと空に落ちていって、実はアイガの空には果て…世界があったのだけれど、そこで父の飛行装置を見つけてそれで脱出しただけだったのが、ただパテマとエイジが死なないためだけの床っぽく感じて残念だった。夜は明かりが灯り昼は熱せられるあの世界は、なにが本物か作り物かというすべての根幹っぽいのに。

空がなにもかもを吸い込んでしまいそうな虚無とは考えもしなかったし、終始ハラハラドキドキして尿意が気にならなかったので見てよかった!

風立ちぬ

を見てきた。だいぶ前だけど。

冒頭の二郎が目覚めて眼鏡をかけるまでの焦点を丁寧に描写していたり、本庄とのタバコのやり取り積み重ねて関係性の変化を描いていたりと面白かった。けれどいちばん心に残ったのは「創造的人生の持ち時間は10年」という二郎が夢の中でカプローニから言われた言葉だった。

見終わった後は「生きてさえいれば創造できる」と思っていたけれども何かが引っかかる。そんなこんなで考えている最中に思い浮かんできたのが「勉強」
生きている限り学び続けなければいけないけれど、沢山の情報を飲み込める肉体や精神、それだけに打ち込むことのできる環境が揃っているのは二十歳になるくらいまで。持ち時間が示すものの1つはピークなんだろうな。

過ぎ去ってピークだったと公開しないように、生きねば。

感想 : 言の葉の庭, ハル

新宿

映画の感想もできるだけすぐ書かないと思い出せないなー反省。

言の葉の庭/だれかのまなざし
現実はここまで綺麗じゃないけれどそれでもああ東京なんだなというすごい説得力があった。建物とか人の密度なのか、都心特有のぼうっとしてたら流されそうなメンタリティをうまく描写できているからなのか、秒速5センチメートルとか過去作品を見直してちょっとまた考えたい。

ハル
人とロボットと聞いて、まほろまてぃっくみたいなのを期待して見に行ったら期待通りでよかった。優しい雰囲気とは裏腹にえげつない。本物と偽物って何だろうなとわだかまりを胸に、長い新宿ピカデリーのエスカレーターを下っていた。
(非常に感想書きづらいので見た方お話ししましょう)

そういえばハル見終えた後21時過ぎだったけれど、土日とはいえ昼間と同じくらい人が行き交っていて少し静かな夜の雰囲気が無くてすごかった。冒頭の写真はハルを見る前の19時くらいで時系列前後しますが雰囲気を感じ取ってもらえれば。

おやすみなさい。